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出版という奇跡

出版社の仕事は、何もないところから何かを作ること。
才能のある作家を見つけ出し、育て、物語の世界を出現させる。
物語には世界を変える力はないかもしれないけれど、それを読んだ人の気持ちを救うことはできる。心を動かすことだってできる。
出版の仕事の醍醐味は、その物語が読者に伝わったときに起こる反応です。
それが、出版の仕事のいちばん面白いことであり、最大の奇跡です。

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変わるために、変える

2015年11月に社長に就任し、いま任期の3年目になります。
就任してからの2年間で気がついたのは100人の会社なのに雑誌ごと、部署ごとに見えない壁や垣根があって、社内の人脈や情報をうまく使えていなかったこと。
白泉社は変わる必要がありました。そこで組織を横に繋げて、今までにない組み合わせで新しいことを始めた。その代表が、このリクルートサイトでご紹介している3つのプロジェクトです。社内の横の連携で仕事を進めると、今まで気づいていなかった白泉社の強みがはっきりと浮かび上がってきました。

物語の可能性は無限大だ

出版社って構造不況産業で、本が売れていない。そんな業界に入って大丈夫なのだろうかと思う方もいるかもしれません。そういう方たちに言いたいのは、今は出版不況ではなく、出版バブルがはじけただけだということ。
今、起こっているのは流通革命。街から本屋さんの数が減ったからといって、物語が面白さを失ったわけじゃない。昔も今も人間は物語を欲しています。物語を読んだり見たりして楽しんで、嫌なことを忘れ、励まされるということに変わりはありません。

人間には物語が必要です。
そして物語をつくれるのは、最初にお話した才能です。
その才能のために、常に作家に寄り添い、ある時は助け、ある時は厳しく接する。
その才能を見つけて育てていくノウハウを持っているのは、実は出版社しかない。
インターネットの時代になり、さまざまな新しいメディアが生まれてくるとしても、そこで勝負を決めるのは作品=物語です。
物語をつくるという出版社の持っている強み。
それを生かせば、出版社には大きな可能性があります。

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「変」人よ、来たれ!

白泉社が求めているのは「」人です。
」人というのは、つねに何かを変えようという気持ちを持っている人。壁にぶつかったときに、自分を変えることができる人。そして、人より変わったところがある人です。
ここでいう“変わったところ”とは、“偏ったところ”と言い換えてもいい。わかりやすくいうとオタクです。オタクというのは、ある特定の分野に関して豊富な知識を持っている人。
オタクは得意分野に関しては絶対の自信を持っている。自信があるということは、余裕があるということ。余裕がある人は、他人の才能に接した時も素直にそれを理解し受け入れることができるはず。
今言った3つの意味で、あえて「」人に来てほしい。
何かを変えたい、面白いものを見つけたい「」人の皆さん、
私と一緒に白泉社を変えていきましょう。

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