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「ピチカートの眠る森」朗読ボイス化記念! 七海ひろきさんインタビュー、こぼれ話を掲載♪

2023.10.20

花とゆめ22号(販売期間2023/10/23~2023/11/3)に七海ひろきさんが登場!

朗読ボイス収録時に、「ピチカートの眠る森」作者の幸村アルト先生とともに

様々なお話を伺いました♪

 

本誌に載せきれなかったこぼれ話をこちらで特別に公開中です!

 

──まんがから少し離れて、七海さん自身のパーソナルなことも伺えたらと思います。

今回の朗読で、シュラくんは気分がささくれだった時は空を見るという描写がありました。七海さんは気分が落ち込んだ時にされることはありますか?

七海「私は睡眠が好きで。結構大変なこととか落ち込むことがあっても、寝ることによって体力と心が回復します。シュラくんみたいに空を見上げてというのは素敵だと思うんですけど、私は寝て回復です(笑) 寝ることによってリセットして、今日も頑張るぞ!という気持ちになります」

 

──それでは睡眠系のグッズもこだわっていたりされますか?

七海「はい。前はそこまでじゃなかったんですけど、だんだんこだわりが強くなってきました。枕とかシーツとか良いもので寝ることによって睡眠の質が上がるっていうのを実感しています。特に枕は、どこかホテルに行くとふわふわしたすごい良い枕があるんですけど、私あんまり高い枕は合わないみたいで、いつもタオルを持っていって良い感じの高さにしたりしてます(笑)」

幸村「とても分かります。まんが家は椅子と寝具にお金をかけろというのがあって」

七海「そうですよね。椅子に座っている時間が長いですもんね。」

幸村「布団と枕にはお金をかけなさいって大御所の方がみんな言うので、お金かけました。あと、枕は絶対に測って買った方がいいって」

七海「本当にそうですよね。私も測って買いました。全然違います!」

 

──睡眠についての会話でまさかの共通点ですね!

『ピチカートの眠る森』ではキャラクターそれぞれが秘密を抱えているのですが七海さんのちょっとした秘密を教えていただけますか?

七海「夜中にポテチを食べたくなって食べてしまうとかですかね。あとは、まんがにかけてなんですけど、学生時代から凄く切羽詰まっている時に限って、つい1巻から読みだしてしまうということがありますね。」

 

一同笑い

 

七海「練習をしている時に、ちょっと休憩しようかなって思うことあるじゃないですか。その時に、まんがやアニメが好きだから、息抜きのために、よし、と思って読みだすと、止めどころが分からなくなってしまって。ついつい長く読んでしまって…っていうのを今でもよくやってしまうことがあります(笑)」

幸村「分かります、私もコレットを描いている時とか、過去でどういう風に描いたっけなと思ってうっかり1巻とか見て、気づいたら読み進めてて(笑)」

七海「しかもコレットって色んなところへ行くじゃないですか。心動かされるシーンがいっぱいあるので、ここを読んだら、そういえばもうあそこのシーンも読みたいなってなったりして。私が言うのもなんですけど、長く続けてくださってありがとうございます。」

 

七海「あと、すごく聞きたかったんですけど、幸村アルトっていうのはどこからきているお名前なんですか」

幸村「私、本名に全くかすってないんですよ。自分の名前にあんまり興味がなくて、好きな名前や苗字はキャラクターに取っておきたかったんです。なんだったら自分の名前は花子とかジャイコとかでも全然良くて。さすがにそれは…となって、投稿者時代に戦国武将の真田幸村から幸村だけもらって、「幸村」という名前で出していました。」

 

──下の名前は後付けだったんですね。

幸村「そうですね。デビューする前に下の名前があった方がいいんじゃない?ってなって、付けました。歌のパートでアルトパートが好きなんです。自分が歌う時はソプラノなんですけど、中低音で支えてくれるあの音域がすごく好きで。当時は20代でぼやーって思っていたら決まっちゃいましたね。みなさん字画とかちゃんと考えてるんですよね。私はなんて適当にやってしまったのだろうと思います」

 

──取っておいた名前を使ったキャラはいますか?

幸村「いないですね。結局、その後はファンタジー描き始めたので、現代の名前を一切使うことがなくて。だから色々な名前がもうずっと取ってあるままです」

七海「どこで使うんだ、みたいな(笑)」

幸村「自分の名前に、ちょっと持ってくればよかったなって思います」

七海「わからないじゃないですか、今後描くかもしれないから」

幸村「そうですね(笑)」

七海「素敵な名前だなと思っていたので…! ありがとうございます!」

 

──七海さんのお名前の由来は?

七海「本名に海っていう字が入っているので、それを入れたいなと思っていて。『七つの海のティコ』っていう世界名作劇場の作品があるんですけど、そこから「七つの海っていうのは素敵な響き」と思ってつけました。あとは、家族会議で誰が見ても一回で覚えられる名前にしようっていう話になって。「七つの海は広い!七海ひろきだ!」って決まりました。私も字画とか調べていないので、どうなのかはわからないんですけど、今まですごく充実した日々を過ごしているので、きっといいんだろうなと信じてます。あえて調べません(笑)」

 

──素敵なお話をありがとうございました。朗読の方に話を戻しまして、朗読の中でシュラくんは朝焼けが忘れられない景色になったんですけど、七海さんの中で忘れられない景色などありますか?

七海「忘れられない景色は宝塚歌劇団の退団公演の千秋楽の公演で見た光景ですね。皆さんの拍手や舞台から客席を見た感覚もなんですけど、一生に一度しかないものだったので、やっぱりとても印象に残っていますし、感動しました」

 

──それでは最後に今後の展望を教えてください。

七海「役者だからこそのアーティスト活動を深めていけたらなと思っています。ライブをやっている中で、一曲を役として歌う、自分が役者だからこその歌い方をしていけたらいいなと。ちょうどライブツアー中だからっていうのもあるんですけど。声優はやってみて奥が深すぎて、今も壁にぶち当たっているのですが、そんな中でも自分だからできる表現を探していけたらと思っています」

 

──ありがとうございました!

 

⇒七海ひろきさんが「ピチカートの眠る森」シュラの声を演じた

朗読ボイスはこちらから!

 

⇒花とゆめ本誌では、朗読ボイス収録時の感想や収録風景のお写真を掲載中★

ぜひチェックしてみてね!

※花とゆめ22号の販売期間:2023年10月20日~11月3日

 

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