春の斎藤けん祭り♥

語りたいぞ、斎藤けん。

恋愛初心者二人のほっこりキュートなラブコメディ「かわいいひと」。死にたがりの主人公の運命を描くダークな歴史ラブロマン「天堂家物語」。方向性のまったく異なる二作品を 同時に放つ異色の少女漫画家・斎藤けん。その魅力に迫るべく、さまざまに人物にインタビューしてみました!

担当編集が語る「斎藤けん」

中島英貴(前担当編集)「かわいいひと」を語る
大人の男女が織り成す、少年少女のような恋愛。 照れ、はにかみ、戸惑い、やきもち…「かわいいひと」で展開される思春期さながらの恋愛描写の数々には、くすぐったく、甘酸っぱい想いにさせられます。が、そんな清純な世界で垣間見えるエロス…! 異様に長いキス場面、徐々に強まる肉体的接触、女の子に真っ赤な顔をさせて「もっとイチャイチャしたい…!!」と叫ばせる…。斎藤けんさんは、恋愛初心者二人の、持て余すほどの煩悩を遠慮なく描き切ります。普段は饒舌で、絵の細部まで神経を遣う斎藤さん。が、完成した原稿は過剰な台詞も描き込みも無く、むしろ間や余白でもって世界を作り上げます。それは、ともすれば生々しくなってしまう大人の恋愛に清潔感を与え、作品にリアルと憧れの奇跡的バランスをもたらしています。甘いだけでなく、苦いだけでもない。斎藤けんさんが贈る清らかなエロとピュアな恋心。あなたも浸ってみませんか。

かわいいひと

STORY
主人公・花園森也は実家の花屋で働く27歳。 優しい心の持ち主だが持ち前の怖い目付きで「死神」などと怖がられてしまう。だが彼の外見に似合わぬ可愛い笑顔に恋をした大学生・日和と恋人同士に。ピュアな二人が少しずつ仲を深めて行き…。
花園森也
小さな花屋の息子。怖い面相のため、周囲に怖がられる。
鈴木日和
大学3年生。容姿&性格ともに可愛い。 森也のことが好き。
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岩切健太(前々担当編集)「天堂家物語」を語る
斎藤けん作品を形容する時「黒い」とはよく言われますが、斎藤けんさん自身は人あたりが良く面白い人で、黒いと感じるところはありません。ですが「天堂家物語」1巻終盤における雅人の数々の所業についても、電話越しの打ち合わせで明るくサラリと言ってのける辺りが、逆に言えば底知れない黒さなのかもしれません。これを聞いた時はその口調も込みで爆笑し、同時に「この漫画は面白くなる!」と確信しました。「人を助けて死にたい」という蘭と、どんな手段を使ってでも蘭を自分のものにしようとする雅人。ヒロインにもヒーローにも共感できないのに目が離せない。不思議とニヤニヤできるラブもあり、かつてない読み味の少女漫画だと思います。「黒い」とはいえポップに作ってありますのでご負担にはならないはず。怖いものみたさで覗いてみてくださいませ。

天堂家物語

あらすじ
天堂家令息・天堂雅人に嫁いだ伯爵令嬢・鳳城蘭は偽者だった。生きては出られぬという天堂家を恐れる蘭の身代わりを自ら申し出たという娘は「人を助けて死にたい」と言う───。
天堂雅人
名門・天堂家の令息。蘭(偽物)に己の為に死ねと言い放つ。
鳳城蘭(偽物)
鳳城伯爵家の娘・蘭の身代わり。雅人を守って死ぬ事を誓う。
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佐藤 洸(現担当編集) 想いを語る
前担当、前々担当は語りのテンションが異様に高いですね。そして二人とも何気にガタイがいい。やはり、けん先生を全力で担当するには相当なパワーが必要なのかもしれません。だから今度、焼き肉屋で打ち合わせをしましょう! けん先生!

漫画家が語る「斎藤けん」

時計野はりさん(漫画家)
斎藤さんの作品は重めの読ませるタイプのお話でも軽めの読みやすいお話でも会話のセンスが光っていて、 いつもいいな~と思って読んでます。斎藤さん本人については昔ララ作家の友達みんなで私の家に集まった時に遅刻した斎藤さんが一人手土産を持ってきて ひんしゅくを買っていたのが面白くて今でも無駄に覚えてます。
HC「学園ベビーシッターズ」1~14巻発売中!
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天乃 忍さん(漫画家)
けんさんはとても気さくで面白くて、ご飯を幸せそうに食べるかわいい人なのですが、掘り下げていくとどんどん底知れぬ闇が見えてくる人です。「かわいい人」と「天堂家物語」はその対照的な二面性がよく表れているなあと思います。どちらも続きが楽しみです!
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林みかせさん(漫画家)
けんさんの漫画は重い話はもちろん、明るい話の中に闇や狂気を感じる時があり、そこが昔からとても好きです。(かわいいひとは純粋に明るく可愛い話です!) けんさん本人も数々の面白い伝説を持っていて、昔編集さんに無頼と呼ばれたりしてました。そういうところも含めてとても好きです。
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辻田りり子さん(漫画家)
どんな題材を扱っても一味違うものが出てくるのが斎藤ワールド。現代学生モノ読切集というくくりでも、ありがちにならず新鮮な「ねじまき真野さん」大好き! 「作家・斎藤けん」の才能はすごいと思ってます!‥素の斎藤さんの事は、作家仲間から呆れられがちな私をしっかりしていると言うヤバイ人だと思ってます。
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アニメイトが語る「斎藤けん」

中村早希さん(アニメイト名古屋)
斎藤先生の作品はときめく展開とほっこりした気持ちにさせてくれる女の子キャラクターが魅力だと思います!昨年11月「かわいいひと」3巻発売時に名古屋店で作品の舞台である花屋さんを再現したのですが、本当に多くのお客様にコーナーを見ていただき、本を手に取っていただきました。ぜひ4月に発売になる「かわいいひと」「天堂家物語」も皆さんに読んでいただきたいです!

Renta!が語る「斎藤けん」

Renta!
斎藤けん先生の作品は全て、シリアスな展開であってもどこか暖かみを感じます。読み終わると「あぁ、よかったな」と思える作品ばかり。「かわいいひと」はその最たるもので、Renta!大賞選考の際は満場一致で1位となりました。皆花園くんに夢中です♥ 類まれなる癒しとときめきをいつもありがとうございます!

ぜひ作品を読んで斎藤けんワールドを体感してください!