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人の渦の中心に 代表取締役社長菅原 弘文

代表取締役社長菅原 弘文

急伸する電子書籍

白泉社は1973年に誕生し、今日に至るまで一貫して
雑誌、書籍、コミックス、文庫、絵本などを作り続けてきました。
なかでも得意としてきたのは、『花とゆめ』や『LaLa』といった雑誌で手がけている少女まんがですが、王道の恋愛モノというよりも、
多様なジャンルや斬新なストーリーを有する作品が多いのが当社のコンテンツの特色といえるでしょう。
キャラクターや物語の力は永遠です。
その発表の媒体としては、紙に加え電子書籍が普及し売り上げが急伸しています。

たな読者をつくる

私は「新たな読者をつくる」ことを目標に掲げています。
かつてまんがは多くの人たちにとって身近で親しみやすいものでした。
雑誌やコミックスの発売日には、多くの人が書店やコンビニを訪れて本を買い、ワクワクしながら読みふけったものです。 しかし、今や近所の書店は減少し、「新たな読者」となるはずの子どもたちが雑誌やコミックスに触れる機会そのものが減ってきているのです。
では、いかにして「新しい読者をつくる」のか。
私はその答えのヒントがデジタル部門にあると考え、当社の「マンガPark」というアプリの展開に期待を寄せています。
このアプリは白泉社のまんがだけでなく、グラビアや音声ドラマなども配信しており、まさに放課後の楽しさのようです。
これにさらに磨きをかけ、より多くの人たちが、まんがを中心としたコンテンツに親しめる居場所にしたいです。

代表取締役社長 菅原 弘文

面白さ
追求する

まさに今は、デジタル技術が出版の「ゲームチェンジ」を起こしています。
しかし、当社の事業の柱がコンテンツであることに変わりはありません。
「読者をつくり、飽きさせない」というのが出版社の基本です。
そのために各編集部では常に「面白いもの」とは何かを模索し続け、多様化するトレンドを取り入れながら、ストーリーやキャラクター、世界観などを掘り下げ、 日々、新たなコンテンツを生み出しています。そして、販売部や宣伝部ではそれらの売り方、広め方を徹底的に検証し、実践しています。

Vitality

こうした状況のなか、当社は求める人材として「人の渦の中心に」というテーマを掲げています。
たとえば、導線に電流を流すと、磁界が生まれ、磁界はさらに他のものに影響をおよぼしていきます。
当社が求めるのはこのたとえでいうところの電流にあたるような人材です。
多様化する現代だからこそ、会社の中で自ら渦を作り出しビジネスを動かす人材が必要だと考えています。
渦の原動力となるのは溢れんばかりのVitalityです。
会社で何をしたいのか、今考えていることを熱く語ってください!!

代表取締役社長 菅原 弘文