毎月3日発売、絵本の情報をお届けする月刊誌「MOE」編集部のブログです。最新号の見どころ、最新刊のご案内をはじめ、展覧会・イベント告知、編集部員の日記など、ここでしか読めない情報を発信します。
  Powered by
  Movable Type 3.38
  RSS

« 2008年04月 | メイン | 2008年06月 »

2008年05月

2008年05月29日

ADディエゴの先取り情報「ライバル出現!?」

MOE7月号は毎年夏の恒例、ダヤン特集です。
今年もMOEとわちふぃーるどがコラボレートした
オリジナルグッズのプレゼント企画があります♪
今回はいつもよりもさらに豪華!な革のマルチケース。
筆記用具やカードなど、いろんなものを収納して持ち運べる便利な手帳型ケースです。
MOEの表紙と同じ、ダヤンとエッフェル塔のイラストをあしらいました。
別柄のマルチケースはわちふぃーるどで販売されますが、
定価10290円(税込)もする高級品です!
それをタダでもらえるチャンス。ディエゴも興味しんしんです。

diego5.30.jpg

「ねえねえ、ダヤン君と僕と、どっちがハンサム?」

2008年05月28日

ニイムの読書日記 第6回

こんにちは。MOEスタッフのニイムです。
だんだんと夏めいてきて、カレーの美味しいシーズンとなってまいりました。
編集部のある淡路町から、お隣りの本の街神保町にかけては、
美味しいカレー屋さんが多い地域です。
買った本を片手にスプーン一本で食べられるカレーが、この辺りの客層に合い、
次第にカレー専門店が増殖したという説を聞いたことがありますが、
真偽のほどは……まあ詮索しないでおきましょう。
ぼくも昼食などによく利用するのですが、
辛いもの好きゆえ、つい大辛や辛さ○倍などという好事家メニューを頼んでしまい、
口内火事状態に目がかすんで、読書どころではなくなるのが常です。
汗もボトボトしたたり落ちますしね。

さて、今回もおすすめの本を勝手に3冊ご紹介させていただきます。
1冊目は『役にたたない日々』(佐野洋子/著、朝日新聞出版)。

yakunitatanai.jpg

佐野洋子さんは『100万回生きたねこ』の作者として
あまりにも有名ですが、エッセイも非常にかっこいいです。
ここ5年ほどの雑感を季節ごとに綴ったものをまとめてあり、この間、
韓流ドラマにハマったのとガンに罹患したのが彼女の2大事件、だと思われます。
その2つを平気で並列で語るところがすごい。
相変わらず他人にも世間にも、自分に対してもきっちりシニカル。
グサッとくることドキッとすることが、これでもかと書いてありながら、
読後、胸のつかえがおりるような、一種独特の爽快感が残るのが不思議です。
特にすんごい死生観をサラッと語る終盤数章は、
「100万回」の大ファンの方なら今すぐ必読でしょう。

続いては、『薔薇は生きてる』(山川彌千枝/著、創英社発行、星雲社発売)。

barahaikiteiru.jpg

昭和初期にわずか16歳で、結核により亡くなった少女が遺した文集です。
今までに何度か版元を変えて出版され、ひそかに読み継がれてきた作品なのだとか。
短歌、日記、手紙、その他の散文からなる一冊で、作品の発表を全く前提としていない、
病床の少女の心が、とても高い純度で写し取られています。
肺を病んだ自分自身をじっと見つめ、その想いを凝縮した短歌が、特に印象的です。
穂村弘さんの解説もすばらしいです。

最後は、息抜きの一冊をば。
『女番編集長レナ』(URA EVO/著、文藝春秋)。

sukeban.jpg

ナンセンス実写ネコマンガの第2弾です。
某社社長から、突然某女性誌編集長へと抜擢されたネコ、レナの奮戦記。
ネコといえば優美な仕草と、ミステリアスな瞳が魅力的……
などという賛美とは無縁の、レナのおまぬけ編集長ぶりがいい味出しています。
KYというよりも、KM(空気を無視)なネコ気質が、トホホ的笑いを誘います。
お仕事でぐったり疲れた晩などに読むと、さらに脱力できて、よく眠れそうです。
以上、今回も駄文、失礼いたしました。

2008年05月26日

ヒッテ・スペーさんに会いに行きました!

5月18日、東京のオアゾにある丸善・丸の内本店で、
オランダの絵本作家ヒッテ・スペーさんのトークショーがありました。

ヒッテさんは絵本『げんきをだしてウィリアム』で知られるほか
『ネズミのミオのかずのはなし』『ゾウのオラフのてんきのはなし』が
日本で翻訳されたばかり。
仲良しの絵本作家ハルメンさんと一緒に、日本に旅行にやって来たそうです。
真ん中の写真の中央がヒッテさん、左がハルメンさん。
右は訳者の野坂悦子さん。

hitte02.jpg hitte01.jpg hitte03.jpg

会場に集まった子どもたちの前で、絵を描く楽しさを
身振り手振りをまじえて表情豊かに語ってくれたヒッテさん。
自身のキャラクター「ゾウのオラフ」を例に、
笑った顔、怒った顔、いろんな顔の描き方をわかりやすく説明してくれたり、
行列ができたサイン会では、全員にかわいらしいイラストを描いてくれたり、
とっても陽気でサービス精神旺盛な方でした!

このトークショーの後、MOEがインタビューをさせていただきました。
そのときのお話は、MOE9月号に掲載予定です(号数は変更の場合も)。
絵を描くのが好きな人、絵本作家になりたい人にとって、
非常にためになるお話をたくさん聞かせてくださいましたので、
楽しみにしていてくださいね。

2008年05月20日

坂崎千春さんの「ペンギンパレード」展に行ってきました!

Suicaのペンギンや絵本『パンダのリンダ』の生みの親、
坂崎千春さんの個展「PART1 ペンギンパレード」に行ってきました。

DM.jpg
(c) Chiharu Sakazaki

毎年横浜で行われているこの展示、
今回は前回に続き有隣堂ランドマークプラザ店にて、25日まで開催中です。
シンプルなのにあたたかくてかわいいペンギンの原画や、
数量限定のオリジナルグッズが展示販売されています。

初日のお昼頃にかけつけたものの、完売のグッズもありました。
グッズは毎回坂崎さん本人が考えたこだわりのデザインのものばかり。
作る数も少ないので、ファンの方はこの展覧会をとても楽しみにしていて、
初日に気合いを入れて訪れるそうです。
坂崎さんご自身も筋金入りのペンギン好きですが、
ここ最近「ペンギンマニア」な人が増殖しているもよう。

今回はえんぴつ、折り紙、クリアファイルなど
編集部で使いたい文房具を買ってきました。
下の写真は絵柄が5種類ある折り紙と、えんぴつ。
クリアファイルは上のイラストと同じものが使われていて、
裏面はそれぞれの動物たちの後姿が描かれています。

165_6525.JPG


同じ場所で開催される「PART2 絵本パレード」は、5月27日から6月9日まで。
新作絵本『ねずみのルルとおかしのくに』『おしりのサーカス』などを中心にした展示で、
描きおろし原画の販売もあるそうです。
ぜひ足を運んでくださいね!

2008年05月15日

M子の神田・神保町案内 第1回

みなさんこんにちは。
MOE編集部は、東京の神田と神保町の間あたり、淡路町という場所にあります。
そこで、編集部スタッフM子が、このブログで
日頃MOEスタッフが愛用している神田・神保町界隈(淡路町・お茶の水なども含む)の
おすすめの場所をご案内する連載を始めることにしました。
何よりも食べることが好きなM子が担当しますので、
食べ物屋さん中心のご紹介になるかと思いますが、ご了承ください!
本の町、神保町周辺にお越しの際の、お役に立てればうれしいです。

昨年のMOE11月号で「絵本の町のパン屋さん」という巻頭大特集を組んだとおり、
「絵本」と「パン」は切っても切れない関係。
『からすのパンやさん』『パンやのくまさん』など、
絵本にはたくさんのパンとパン屋さんが登場します。
と、いうことで、まず第1回目は神田のかわいいパン屋さんをご案内!

JR神田駅から徒歩数分の小さな路地にある、
自然酵母パンのお店「ゆきのパン屋」です。広さは1坪ほど。

IMG_20701.JPG  IMG_2049.JPG

IMG_2051.JPG  IMG_2052.JPG

火曜日から金曜日の11時半にオープンしますが、
大人気のうえに売り切れ次第販売終了なので、12時にかけつけると危ない!
今日も「ゆき」のパンの画像をお見せしようと撮影しに行きましたが、
12時前だったのに、数分前に完売……。残念!
お店の看板や外観を撮り、とぼとぼ帰ってきました。

野菜や果物などの天然素材に糖分と水を加え、
自然の力だけでゆっくり発酵させた天然酵母の本格パンは、
外はさっくり、中はモチモチ。
このなんともいえない幸せな味にはまり、最近しょっちゅう通っているM子です。
一日食パン16斤、丸パン140個のほか、おかずパンなどもあります。
(後日パンの画像もUP予定!)

ゆきのパン屋
東京都千代田区神田多町2-2
TEL.03-3252-8824
営業時間 11:30-18:00(売り切れまで)
定休日 月・土・日

2008年05月12日

冷たいお菓子をめしあがれ!

こんにちは。
ただいま次号MOE7月号(6月3日発売)の準備で編集部は大忙しです。

下の写真は、
次号掲載の「絵本のなかの涼やかスイーツ」特集用のもの。
今回も『しあわせ絵本レシピ』の近藤幸子さんがレシピ、スタイリングを
担当してくれましたが、そのスタイリングで使用した小物や飾りを、パーツだけで撮影しました。

omocha.jpg

kazari.jpg kai.jpg ohana.jpg

どんな絵本のどんなメニューが登場するのか、
これらの小物たちが誌面でどんなふうに掲載されるのか、
次号発売まで想像して楽しんでみてくださいね。
ヒントは、「絵本に登場する夏にぴったりの冷たいお菓子」です。

2008年05月08日

ニイムの読書日記 第5回

こんにちは。
読書と足裏マッサージが好きな、小市民MOEスタッフのニイムです。
あとの趣味は飲酒と散歩です。
過日、足裏を押されに行ったところ、いつもは胃だの腸だの、
肩や腰のツボ(反射区っていうんでしょうか)が割と痛むのですが、今回は違ったのです。
この春いちやく№1に躍り出た注目の痛みスポット、それは目!(のツボ)。
ほんとうに目の玉が飛び出るくらい痛かったので驚きました。
他の部分はすべて脆弱ですが、目だけは元来丈夫で、
今までいくら本を読んでもネットを見続けても、疲れを感じたことなどありませんでした。
しかし考えてみると、確かに最近、眼球付近の筋肉が、
「もう動くのに疲れました……」という感じでどよーんと重くなることが多かったのです。
おそるべし足裏のツボ(反射区)。ひそかに不調を教えてくれていたのに、
気づかなくてごめんなさい。ツボに謝ってもしょうがないか。
でも、編集者の商売道具でもある目は、もっと大切にせねばと反省した次第です。
ああ……また無駄なひとりごとが長くなってしまってすいません。
今月もおすすめの本3冊を。

1冊目は『タイマ』(嶽本野ばら/著、小学館)。

taima.jpg

乙女のカリスマの大麻事件は、まだ記憶に新しい、
彼の作品の愛読者にとってショッキングな事件でした。
あえて、その読者や世間のショックが覚めないうちに発表するため、
尋常ならざる集中力で一気に書きあげたと思われるような、強いうねりを感じさせる物語です。
一連の逮捕劇と、ストリッパーの少女との激しい恋を交互に描きつつ、
やっと光が差し込んだところでの、どんでん返し。
もちろん、フィクションである以上、事実そのままではないのでしょうが、
これほどまでに「切実な」小説を、というか文章を、言葉を、久々に読んだ気がします。
作者の覚悟のメッセージに満ちたラストは、泣けましたです!

続いて、『ウツボカズラの夢』(乃南アサ/著、双葉社)。

utubokadura.jpg

母親の死と父親の再婚により、東京の遠縁の家の世話になるという形で、
体よく実家を厄介払いされてしまった、少女未芙由。
こわごわ訪れたそこは、あっと驚く高級住宅地でした。
しかしその豪邸に住まう家族の実態とは……。
というなんか昼ドラにでもありそうな出だしなのですが、
もう、あっちでグルグル、こっちでグルグル、
鳴門海峡のごとくうずまく悪意の描き方がお上手!
いやーんと思いつつも決してページをめくる手を止められないのです。
そしてラスト、主人公の未芙由は、この家の○○○○になるんですってよ! 奥様。

と、傑作ながら息の詰まるような作品が続いたので、最後は気楽に楽しめる
『ちゃぶニチュード! 日本全国マズイ店列伝』(野瀬泰申/著、幻冬舎文庫)。

chabuni.jpg

タイトル通り、著者の出合った、巷のマズイ店、とんでもない店の渾身レポートです。
マズイマズイといいつつも、その怒りを含んだ過程そのものを愛してしまっている著者は、
味覚界のドMと言えるでしょう。故中島らも氏をしのぐマズイものマニアの出現に、
心からの声援を送りたいです。

以上、今回も乱文失礼しました。
 

2008年05月03日

どーもくんのスタジオにいってきました&最新情報

こんにちは!
新緑あふれる野山をかけまわりたいGWですね。
今日は、好奇心のままにおでかけした撮影スタジオ「どスタ」のことを報告します。

2006年MOE12月号で写真絵本としてご紹介した
映画「こまねこ」のこまちゃんを覚えてますか?
こま撮りというアニメショーンをつくったネコの子、こまちゃんの劇場公開作品。
こまちゃんのあったかい家族や手づくり小物であふれる映像に魅了されました。
生みの親はNHKのどーもくんでもおなじみのスタッフ!
今回はそのスタジオへ潜入です!

すべてのパーツが手づくりのキャラクターたち。
ほっこりとした手触りと、自在に動く関節。
口の位置で、表情がこんなにかわるなんて!
畳半畳ほどのおおきさのうさじいの部屋は、
テレビではよく見えなかったけれど、
壁にかかっている絵やどーもくんたちの使う小物まで
ミニチュアサイズの精巧なものばかり。
愛情あふれる作品づくりに、ジーンとなりました。

domo1.JPG domo2.JPG domo3.JPG
 
本日から全26話がNHKで順次放送されるそうなのですが
(詳しくは「どーもくん」のホームページへ)
お邪魔したときにはアメリカでしか見られないという
お宝映像の制作の真っ最中!!
どーもくんたちの活躍は世界で認められているんですね。
最近もあの「おしん」より、世界中で番組放映予定があるとニュースになるほど。

言葉を必要としないどーもくんたちの人柄や
アットホームな物語世界は、
絵本とおなじくボーダレス。
背伸びをしない、くすっと笑えるあったかい映像を、
これからももっと観たいなぁ。
制作中の秘蔵映像の日本公開がかなったら、MOEでもお知らせします!

2008年05月02日

MOE6月号「絵本と手作り雑貨のあるカフェ」特集、本日発売!

こんにちは。
ゴールデンウィーク、いかがおすごしですか?

本日、いつもより1日早く、最新号MOE6月号発売です!

mo0806_s.jpg

どいかやさんの描きおろしの表紙が目印。
女の子と動物たちが森で楽しそうにお茶しています。

今回の巻頭は、これまでも何度か小さな特集をして
そのたびに大人気だった「絵本カフェ」の大特集!
京都、東京、益子など、魅力的なカフェが増えている注目の町を中心に、
絵本が読めるカフェ、そこにしかない手作り雑貨があるカフェ……など、
MOE読者におすすめの全国のカフェを100軒!!集めました。

誌面に載せきれなかった写真をちょっとだけお見せします。
どこも素敵なお店ばかりです。
(撮影/後藤麻由香)

cafe5.jpg  cafe2.jpg

cafe3.jpg  cafe4.jpg


杉浦さやかさんがノルウェーとデンマークを訪ねた「北欧さんぽ」は、
BOOK in BOOKとあわせて合計19Pの豪華版でお届けします。
よりみち編で裏話も公開していますのでご覧くださいね。



(C)1998 HAKUSENSHA, all rights reserved.
このサーバー上のデータの著作権は、全て白泉社が保有します。無断複製・転載・放送等は禁じます。
このサイトに関するお問い合わせはこちらへ。