胡蝶がついに恵慈と結婚──八坂神社の祭神までもが二人を言祝ぐ

玄椿 第4巻
河惣益巳

本体価格762円

胡蝶は恵慈からのプロポーズを受け入れ、いよいよ結婚式当日を迎える。祇園中の人々のみならず、神々からも祝福された二人は永遠の愛を誓うのだった。しかし、恵慈は最初から胡蝶を異性として意識していた訳ではなかった。学生の頃の彼は胡蝶の母の相模に憧れ、付き合うのも年上の人ばかり。恵慈を兄のように慕っていた胡蝶はそんな彼をやきもきしながら見つめていて…。二人の関係がどのように育まれていったのかが明かされる!!

病に倒れた清白屋の元女将 恵慈の祖母・天倫にまつわる秘話!!

玄椿 第5巻
河惣益巳

本体価格762円

恵慈の祖母で清白屋の元女将でもある天倫の具合が悪くなったとの報せを受け、駆け付けた胡蝶たち。当の天倫は元気そうにしており、お花を休むなと胡蝶を叱りつけるのだが、やはり普段とは様子が違っていて…。心配する清白屋の面々に彼女が語った自身の過去。戦争後の物資不足の中でも芸妓とすての誇りを持ち、都をどりの復活に奔走した彼女は、そこで昔馴染みの英尚と再会したのだった。そして彼女が最後に告げた衝撃の事実とは!?

胡蝶に子供が…出産を祝福しながらも子供の才能を巡り騒然となる祇園!

玄椿 第6巻(完結)
河惣益巳

本体価格762円

恋人ではないと胡蝶からはっきり告げられた後も都をどりの会場に毎日足を運び、彼女の踊りを見つめる俊賢。そんな彼の一途な気持ちに胡蝶もまんざらでもない様子だった。そんな折、彼女が妊娠している事が発覚する!!果たして父親は恵慈と俊賢のどちらなのか!?そして才能を目当てにその子を養子に迎えたいと北浜の家からの申し出までもが舞い込んで来る。母となり、自分の舞を託す相手が出来た胡蝶の進む道は…。