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──現在「花とゆめ」で連載中の『学園アリス』は、前作『MとNの肖像』とはまた異なる雰囲気の作品ですが、描こうと思ったきっかけはどのようなことだったのでしょうか?
「前作とは雰囲気の違うものを描きたい」という気持ちも確かにあったのですが、『学園アリス』に至った一番の理由は「子供を描きたい」という気持ちが大きいです。読者さんには「小学生なんて感情移入しにくいのに、なぜまた?」とよく言われるのですが、自宅の前にある公園で遊んでいる子供の会話を聞くと、これがまたおかしいんです。そういうのもあって「子供はたのしそーだなー」とか思ってました。

──子供の会話から作品が生まれた、なんて素敵なエピソードですね。
あと「保護者(親)のいない共同生活の中での子供」ってモチーフは前から興味があったんです。恋愛方面がディープになりにくいのも魅力のひとつです(笑)。
長期連載で恋愛要素が濃いものは、自分で読むのはすごく楽しいんですが、描くのは「つ・か・れ・るー」ってカンジなんですよ、私。短編だとまた違うんですけどね。

──蜜柑の明るさを持ってすれば、恋愛や悩みごとなども、前向きに乗り越えていけそうですね。成長が楽しみです! ところで、これまでに様々なアリスを持つキャラクターが登場しましたが、先生が使ってみたいアリスはありますか?
時間を自由にあやつれるアリスですね。〆切り前は特に、切に(笑)。

──切実さがにじみ出たお言葉ですね(笑)。普段、ストーリーを練られる際は、どのような時に浮かぶことが多いのでしょうか?
切羽詰まった時に浮かぶことが多いです。知り合いのまんが家さんが「ギリギリにならないと、やる気がでないようになっていくんだよー」と言っていて、「ああいうふうにはなっちゃだめだな、クスッ!」とか思っていたら、自分も見事にそうなりました(笑)。ああ、なんでだろう〜。

──まだまだ謎がたくさん隠されていそうな『学園アリス』ですが、この先の展開を少しだけ教えていただけないでしょうか?
よく聞かれるのですが、恋愛がからむのはまだ先です 。あと棗(なつめ)の謎がこの先、この話の核となる部分にとても関係してくると思います。今はまだ設定を紹介している段階なので、この時点で読者さんにあきられたらどうしよう…と、いつもヤキモキしています(T
T)。でも紹介しないと先が描けないので、引き続き頑張ります!

──これは見逃せないお言葉ですね。ますます先が気になります! |
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