――連載を続けていくうえで、特に思い入れを込めた点などはありますか?


 う〜ん、いろいろあり過ぎて…(笑)。ひとつ挙げると、主人公ふたりの設定が中性的なので、ある程度、事情が出せるまでは、あまり女の子らしく、男の子らしくしないようにと…。糸だったら、真琴との恋愛を通して、少しずつ女らしくなっていくようにしようと思ってました。いきなりコロッと変わったらコワいだろうなと(笑)。

――確かに(笑)。でも、糸も真琴も、ちょっとした仕草や表情に少しずつ、かわいらしさやカッコ良さが出てきていましたよね。真琴が糸にささやく愛の言葉も、恋する女の子の心をくすぐるものばかりで…。どんな時に思い浮かばれたのですか?

 あれはもう、思い浮かぶというより、頭の中で真琴が勝手にしゃべっていくような状態ですね(笑)。私ひとりで考えていて、真琴だったらこう言うだろうな…というセリフがいくつか出てくるんです。その後、描くシーンに合わせて選んでいきます。でも、自分が実際に言われたら…なんて考えたらコワいですよね。テレまくると思いますよ(笑)。

――そのリアクションは、先生も糸と同じですね(笑)。