――『Wジュリエット』の連載終了、お疲れ様でした。 いまのお気持ちはいかがですか?


 何かまだ、終わったという感じがしないですね(笑)。もう少し時間がたてば実感がわくのでしょうが…。

――あのラストシーンは、いつ頃から決めていらしたのですか?

 ラストシーンや描きたいところは、以前から漠然と考えていたので、点と線をつないでいって…。このシーンを描くには、どうやって話を進めていこうかと考えて。最終的には、何とか入れられ たかなという感じです。

――最終回に向けて、ストーリーを描きすすめてこられたわけですね。では、描ききれなかったエピソードなどはありますか?

 糸(いと)と真琴(まこと)のことはけっこう描きましたけど、サブキャラのカップルについて、あまり描けなかったかなというのはあります。悠斗(ゆうと)と茜(あかね)、竜矢(りゅうや)とクリス、与四郎(よしろう)と美咲(みさき)とか。

――糸や真琴のこれからの活躍はもちろん、サブキャラカップルたちの将来も気になります また、彼らに会える機会はあるのでしょうか?

 実は番外編を「花とゆめ」3号(2003年1月4日発売)で描く予定なんです。ですから、その後のキャラたちは…という感じで、少し描けるかなと思っています(笑)。メインはもちろん糸と真琴です。

――さっそく会えるのですね。楽しみにしています ところで、『Wジュリエット』は読み切りから始まって、本誌での連載やドラマCD化と、さまざまに世界が広がっていきましたよね。

 こんなことになっていいのかな…と思っていました(笑)。でも、この作品で勉強させてもらって、とてもうれしかったですね。

――勉強になったとおっしゃるのは、どんなところですか?

ドラマCDを作った時に感じたのですが、まんがの世界と音の世界との違いですね。これはまんがでは表現できないとか、これは音では表現できないとか…。例えば、「間」ですね。まんがは絵で見せることが多いので、絵で見ればわかるシーンが、音の世界だとセリフで表さなきゃならないというのがあって。

――なるほど 本当に、まんがと音の世界とで、見せ方の違いというのはありますよね。