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――新連載の『スキップ・ビート!』では芸能界が舞台になっていますが、どんなきっかけで選ばれたのですか?
実は初め、芸能界が舞台ではなかったんです(笑)。キョーコの性格設定はほとんど同じだったんですけど、いわゆる「学園モノ」を考えていて。でも、これまでの作品と似たモノになってしまいそうで…。それで、少女まんがで、学園以外で…と考えていって出てきたのが芸能界だったんですよ。
――芸能界が舞台だと、取材や資料集めも大変そうですね。
『クレパラ』の連載終了後、「花とゆめ」編集部へのあいさつを兼ねて東京へ行ったんです。その時にまとめ買いした資料が役に立っていますね。あとは担当さんに協力してもらったり。それと、やっぱり『スキップ・ビート!』を描きはじめてから、テレビやドラマを観る目が変わったと思います。
――「花とゆめ」での連載の方では、キョーコが「ラブミー部」に所属することになりましたが、ネーミングも活動内容も、ユニークな設定ですよね。
ネーミングは、何年か前にアシさんと話してて、何故かラブミー部って言葉が出てきたんです…。その経緯は聞かないでください(笑)。活動内容については、『スキップ・ビート!』を「ひょんなことからデビューして、ひょんなことでスターに」みたいな、ありきたりのシンデレラストーリーにしたくなかったんです。キョーコには、下積みという苦労をちゃんと経験してほしかったんですよね。あと、つなぎタイプの作業服が描きたかったっていうのもあります(笑)。
――『スキップ・ビート!』のコミックスも発売となり、この先の展開がとても気になるんですが、少しだけお教えいただけますか?
う〜ん…。そればっかりは言えないですね(笑)。『スキップ・ビート!』は本当に手探り状態で、まだどうなるか自分でも決まっていないんですよ。まぁ決まってる部分もあるんですけど、それは言うとネタバレになってしまう骨組み部分なんですよ。だから、読んでのお楽しみってことで(笑)。
――楽しみにお待ちしております(笑)。ところで、先生の描くヒロインは、みんなとてもポジティブですよね。読んでいて元気づけられるような感じで…。
ポジティブ…。キョーコはポジティブなのかなぁ。前向きな部分は確かにあるけど、ネガティブな部分も大きいような。
――先生ご自身に近いと思うキャラクターはいますか?
相性が良かったのは司かな。キョーコに関しては、ブラックな部分は私の分身みたいな感じもしますが、ヤツはけっこう乙女なところがありますからね。そこが私と違うかな(笑)。当初の設定ではもっと暗いコだったんですよ。だいぶ明るくしましたが。
――ところで、キャラクターを考えるとき、モデルはいるのですか?
いないですよ(笑)。司もキョーコも、キャラクターはみんな自分の中で作ってるモノです。というのも、私のまんがのキャラクターって、まんがだからこそっていうキャラクターが多いですから。それに、私自身、芸能界の方に熱くなって「モデルにしたい!」と思うタイプはないんですよ(笑)。
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