ぎしんあんきしらゆき! 
雪田 玉(東京都)
 国中で一番美しい白雪姫。だが女王に妬まれて城から逃げ出し、王子が来るのを待ち続けた。何年も何年も何年も…。その結果出来上がったのは、人間不信、疑心暗鬼の塊の姫!! 宅配員のロミオは、彼女から女王との確執を聞く。何も信じない、という彼女。ある日、ロミオの父が働く炭鉱で、事故が起きたというニュースが!! それを聞いた白雪姫は…!?
 テンポの良い展開、セリフのリズムの良さなど年齢を感じさせないアイデアとエピソードが光った作品。とにかくキャラクターが、生き生きとこの世界の中で息づいているのが最大の魅力。他人も家族も、何も信じないと言う白雪姫が、ロミオとの出会いで変わっていく姿に素直に共感できました。豊かな表情や間の取り方、コマ運びも心地よく、シリアスとコメディのバランスも抜群。課題は絵ですが、1つ1つ丁寧に見せ場を意識して描く事を心がけて。今後の変化を期待しています!!