櫻の園【完全版】吉田秋生

風に散る花橘を袖に受けて君が御跡と思ひつるかも

マジでチャランポランを やるには このぐらいでめげては いかんのだよ(杉山紀子)

今から10年あと—— きっとおもいだす 今夜のこと(中野敦子)

きっとみんな 忘れたというわ なのに わたしは忘れられない   (志水由布子)

あたしがもっと小さくて 女の子らしかったら 誰か好きに なってくれるかな…   (倉田知世子)

9月5日発売。桜に囲まれた丘の上の女子高を舞台に、春の創立祭での「櫻の園」の上演に向けて稽古に励む4人の演劇部員たち それぞれの揺れる心情を描く連作短編集1985年から1986年にかけて4回に分けて月刊ララに掲載された「櫻の園」。1986年の単行本化の際に収録出来なかった各話のカラー扉を今回全て収録。「櫻の園」として書かれた原稿を全て1冊の単行本にまとめました。